ペニシリン系抗生物質とは

風邪などの感染症や怪我をした時などの治療薬として病院で処方される薬に抗生物質があります。
一口に抗生物質といってもペニシリン系抗生物質、セフェム系抗生物質、マクロライド系抗生物質、テトラサイクリン系抗生物質、ホスホマイシン系抗生物質、アミノグリコシド抗生物質、ニューキノロン系抗生物質の7種類あります。
この7種類の抗生物質の中で、世界で初めて作られたのがペニシリン系抗生物質で、世界中で最も多くの人たちの感染症の治療に使われてきた薬です。
ではペニシリン系抗生物質とはどのような薬であるのかを説明します。
ペニシリン系抗生物質の作用としては、細菌の細胞壁合成を阻害することによって細菌を殺す働きをします。
しかしペニシリン系抗生物質は、酸に弱いという欠点があるため、内服薬として服用しても胃酸で分解されてしまい薬の効果を得ることができなかったのですが、ペニシリンの一部を別の形に変えたり、酸に分解されず安定した効果を期待できるように改良された半合ペニシリン製剤が作られ、注射や点滴の治療以外でもペニシリン系抗生物質は多くの人の治療に使用されており、比較的に副作用が少ない薬ですので安全な抗生物質と言われています。